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ボストンとのオンラインで学ぶ「リーダーシップ」

ビジネスデザイン学科2年生は全員、前期に米国にある昭和ボストンキャンパスに留学します。寮生活をしながら英語で勉強し生活することで、視野、知識、経験の幅を広げる機会となっています。

世田谷キャンパスで開講している英語の授業「グローバルビジネス特講I:Sustainability and Global Development」では、このほど新しい試みとして、15回の講義のうち一部をボストンとオンラインでつなぎ、双方向のリアルタイム授業を展開することになりました。

テーマは「リーダーシップ」。講師は、公官庁を含む日米の主要組織でキャリアを積み、現在は多国間のコミュニケーション・コンサルティング会社を日米両国で営む、ケリアン・パノス先生。第1回の今日は、日本と米国では「リーダーシップ」という単語にどういう認識やイメージの差があるか、Google検索の画像を使いながら、視覚と語感で捉え、ディスカッションを行いました。

画面に広がる懐かしいボストン教室を見ながら、リーダーシップの講義に集中する学生たち

画面に広がる懐かしいボストン教室を見ながら、リーダーシップの講義に集中する学生たち

スクリーンいっぱいにボストンキャンパスの教室の様子が映し出されると、3~4年生からなる特講の学生は一様に「なつかしい!」と破顔。その後は、ボストン流を思い出したのか、すっかり英語の授業モードで、積極的に意見交換やコメントを述べました。

面白かったのは、同じ「リーダーシップ」という単語でも、英語で検索したときと、日本語で行ったときとは、出てくる画像イメージに違いが出たこと。「ここに何を見出しますか?」とのパノス先生の問いに、学生たちは口々に「日本語だと男性しか映ってない」「英語の方はみんな笑ってる」「英語の方が多国籍のチーム感満載」など反応も上々。

スクリーンの向う側の2年生にとっても、世田谷キャンパスの先輩たちのリアクションやコメントは刺激になったことと思います。

本講では、今後も、約3週間ごとにオンライン授業を行っていきます。4回の授業を通し、グローバル化時代を生き抜くリーダーシップとはどういうものか、大いに議論していきましょう。(文責:特命教授・今井章子)