2016年春　ビジネスデザイン学科学寮第1日！

ビジネスデザイン学科、新年度の学寮は、まず3年生対象に東明学林で4月25日から28日の予定で行います。

星の王子さまを囲んで。

初日のきょうは、全員で「星の王子さまミュージアム」と「箱根ラリック美術館」を訪問しました。
「ミュージアム」はもちろん、作家サン・テグジュペリの生涯と星の王子さまの世界がテーマです。星の王子さまを読んだことのある方は多いと思います。1943年の出版後、200以上の国と地域の言語に訳されたという、超ロングセラーです。ミュージアムの展示を見ることで、ロングセラーの秘密に迫ることができたでしょうか？
ちなみに、日本語への最初の翻訳者として知られる故内藤濯（あろう）氏のことはご存知でしょうか？戦後、昭和女子大の教授を務めた方です。ちょっとびっくりするご縁ですね。

ラリック美術館前で全員集合。

ラリック美術館は、アール・ヌーヴォーからアール・デコの時代をまたいで活躍した宝飾デザイナーでありガラス工芸家である、ルネ・ラリックの作品を集めた美術館です。櫛、ペンダント、香水瓶、噴水からドアまで、今ではあまり見かけない様式のデザインに触れ、それらのデザインが欧州を中心に世界中を席巻した（＝売れた）時代背景を考えるきっかけになりましたか？
さて、今回の学寮のメインは「ディベート」です。ゼミ対抗で、「TPP」「移民」「東京一極集中」という、社会、政治、経済の各分野にまたがるテーマを題材に、トーナメント方式で対戦します。出場するのは全18チーム。26日午後でベスト4が決まり、27日午前が準決勝と決勝です。夕食後、各ゼミ毎にいくつものチームが、立論の方法などを検討していました。果たして、優勝するのはどのチームでしょうか？

学寮運営委員長（石黒友梨さん）の司会で、導入集会を行いました。

午前中は好天で、バスの中から富士山がきれいに見えました。