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ラッキー商会と本学科によるコラボアクセサリー企画

先日、ジュエリー企業のラッキー商会と本学科によるコラボアクセサリー企画の一環で、山梨県にあるラッキー商会の本社および工場を訪問させていただく機会がありました。このような機会を作ってくださった方々に感謝しております。

さて、社内に入るとまず、壁一面にかかったデザイン案、いくつものリングの型に目を奪われ、皆「わぁ、すごい!」の一言。きらびやかなロビーに圧倒されました。

はじめに職人さんから製造工程についてのご説明がありました。リングは型のツリーを作ってから石膏で型をとり、そこに金や銀を流し込んで作られるのですが、そのリングツリーの華やかなこと!まるで金色のクリスマスツリーのようで、そのまま持ち帰ってしまいたいなんて声まで挙がるほどした。

私たちも、アクセサリー製作体験の中でリングツリーの製作も体験してみたわけですが、当然うまくいきません。職人さんが同じ作業をするところも見学しましたが、やはり素早くかつ美しい出来でした。アクセサリーは機械でまとめて作られているイメージを持っていた私にとって、職人さんの手でひとつひとつ丁寧に作られていることは驚きであり、感動でもありました。私達がよく知るジュエリーがどのように作られているのかがわかりました。実際に体験することで、私たちの身につけているものは何人もの人が関わり、時間をかけて作られたものだということを、そして「自分達が物を買えるのは職人さんがいるからこそなんだな~」と心の底から感じました。

次に本題である、コラボアクセサリーとパッケージ、ネーミング決定、さらにはピアスのデザインにも挑戦しました。ネーミングは商品のイメージや客へのインパクトを左右します。またパッケージも見た目の印象として強く残るものです。アクセサリーを身に着ける女性の身になって、企画者として、それぞれが意見を出し合いました。学生側は参加者全員満足度溢れる意見交換の時間となりましたが、挙がった意見も参考にしつつラッキー商会側でプロの商品に仕上げていきます。素敵な商品が生まれること、そして、その成功を願うばかりです。

最後に社長の望月さんから、経営者として、人生のプランニングについてお話をしていただきました。心に残ったのは、「人生有限」ということ。限られた人生の中で「いつか○○する」という曖昧な目標では、いつまでも目標は実現せず、先送りになってしまいます。反対に、いつ目標を実現するか明確にすれば、おのずと行動するようになるものです。目標があるならば、いつ実現するのか具体的にすることが大切であり、それを有言実行すべきだと感じました。人生有限であり、人生有言ということではないでしょうか。自分達の将来を考える良い機会となりました。

最後に、今回このような貴重な体験ができたことを関係者の皆様に重ねてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。今回学んだことを生かし、今後も様々な挑戦をしていこうと思います。まずは2015年のうちに、企画商品が成功しますように!

1年 石黒友梨 杉本水空

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